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地震 3D

icon (Seismic Wave)
名前 地震 3D
リリース 2018.07.06 Version 1.0 
概略 日本周辺の震源分布を見るアプリ。
連絡先 kentaro.emoto@ tohoku.ac.jp

アプリの説明

日本列島周辺で発生している地震活動の分布を3次元的に把握することができる。指で簡単に回転、拡大・縮小ができるため、誰でも直感的に操作することができる。

日々発生する地震の分布

人間には感じないものも含めて、日本列島周辺では毎日数百個以上の地震が検出されている。分布は一様ではなく、多く発生している場所や少ない場所もある。

毎日の地震活動
1週間分の地震活動。

3次元分布

指で視点を自由に変更できる(移動、回転、拡大・縮小)。日本列島下のどこで地震が起きているかを3次元的に把握することができる。地震をタップするとその地震情報が表示されます。

自由に視点を変えられる
深い地震はあまり発生していない。

プレート形状を表示

日本列島下に沈み込む太平洋プレートやフィリピン海プレーをの3次元形状を重ねて表示することができる。深い地震はこの形状に沿って発生していることがわかる。

左のボタンで表示・非表示の切替。
左のボタンで表示・非表示を切り替え。PACが太平洋プレート、PHSがフィリピン海プレート。

2週間分のサンプルデータ

アプリ内にはあらかじめ2018年1月1日から1月14日までの2週間分の約8,000個の地震データが入っています。特別に大きな地震が発生した期間ではありませんが、普段の地震分布の様子を把握することができます。右上のリスト中にある日付で表示期間を変えられます。また、その範囲内で、画面上のスライダーを動かすことで表示期間の終了日を動かすことができます。上の再生ボタンを押すと、自動的にスライダーが動き、時系列に沿った地震発生の様子がわかります。

サンプルデータ
最大で2万個の地震を一度に表示することができます。

地震データのダウンロード

防災科学技術研究所のアカウントを取得することで、過去10年分のデータをダウンロードすることができます。

カレンダー
ダウンロード済みの日付は赤色、選択中の日付は青色で示されます。

使用したデータ

使用している地震カタログデータは国立研究開発法人 防災科学技術研究所が管理・運営する高感度地震観測網Hi-netで決定されたものです。

太平洋プレートとフィリピン海プレートの形状は、弘瀬冬樹氏のwebページで公開されている物です。これは以下の研究の成果をまとめたものになっています。Baba et al. (2002, PEPI), 弘瀬・他(2008, 地震), Hirose et al. (2008, JGR), Kita et al. (2010, EPSL), Nakajima and Hasegawa (2006, GRL), Nakajima and Hasegawa (2007, JGR), Nakajima et al. (2009, JGR)

地形データとして、アメリカ海洋大気庁(NOAA)が公開しているETOPO1を使用しました。

おしらせ

  • 地震学会@オンラインで発表しました。
  • 共著論文が出版されました。
  • JpGU-AGU Joint Meetingで発表しました。

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